思い出

今さら、かもですが、「世界の中心で愛をさけぶ」をみて、おお泣きしました。。ストーリーはあまり覚えてないのですが、(ごめんなさい。。。。)始まりからおお泣きしていました。
何がつらいって。。。
思い出をたぐりよせるなんて、つらすぎる。。
写真だって、手紙だって、思い出すと心が苦しくなるのに、声を録音したテープだなんて、、、私なら気絶してしまうかもしれない。。。。テープをウォークマンに入れて、眼を閉じて17年前の声を聴く・・・・。。。もう永遠に眼を開けたくなくなるかもしれない。。。
そんなことを思いつつ見てました。
主演女優さんの声がまた素敵。
心にしみこむ声。
山崎努さんの存在も大きい。
私もおばあちゃんになった時、誰になんと言われても守り続けられる宝物をもっていたいなあ。
何年もたって、たとえば10年もたって、気づくことがある。
時々、かなえてあげられなかった幸せや自由を思って、遅すぎる後悔をすることがある。
もう伝えられないけど、「ごめんなさい」を心の中でつぶやく事がある。
子供過ぎる浅はかな行動に、今では理解できないこともある。
でもきっと、そのころの私はそうすることしかできなかったんだろうし、そのことに気づくのはこの何年もの時間が必要だったのだろうなあ。。と思う。
戻らない時間を悔やみたくはないし、
今ある現状が、すべての人にとってベストと思いたいし。。。
(きれいごと、と思われるかもしれないけど。)

映画って、こころの中に生まれた形ない感情を伝えてる。誰もが心に浮かぶんだろうけど、なかなか、じゃあ、お隣さんの・・・と聞けるものではない心の色。映画を通じて、私も心の動きを共有してみる。

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション [DVD]

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