リリィシュシュのすべて

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岩井俊二監督の映画、すき。
言葉や映像では表現できないような、
だれもがもっている部分を、感じることができる。
言葉や、感情や、表情ではない部分。
うまくは言えないけど。
今までみた岩井俊二監督の映画の中では、
なんだか一番リアルな感じした。。
自分の身をもっていく場所が見つけられるか。
うまく表現できない感情、行き場のない感情、それでも前へむかって持っていけるか。
何がいいことか、何がいけないことか、
親や先生に教えられるのではなく、
身体が覚えていくから、それが成長なのだけど。。。
わーーーっと叫んでるシーンは、、、ハッとした。
誰かに伝えるための叫びではなく、
形の見えない、感情の合間にしみこんでるものを
しぼりだすための、叫び。
この映画の
いい子も悪い子も、
みんなはじまりはおんなじ。
言葉にならない感情の隙間にあるものを、
持っていく場所に出会えるか、
落ち着ける場所に出会えるかどうか、
それが大事。