屋久杉。。

屋久杉の、輪切りにした切り株。

この幾重もの輪の真ん中は、
約1000年くらい前のところ。
。。。
すごいなあ。
屋久杉をみていて、
感動して
言葉もなくうるるっとしてしまうのは、
なんでだろう。
何千年もの、気が遠くなるほどの過去に生まれた杉の未来がここにあるから?
まして未来なんて、1ヵ月後のことも、明日のことも
分からない私にとって、
数千年とゆう永遠が、
形になってここにある から?
杉にとって未来はなに?
私にとって永遠はどれくらいの時間?
空に流れる雲は、
大空を舞って、消えていく。
雲や風の時間は短い?
それならわたしは雲や風と、屋久杉の真ん中?
。。。
ちがうな、、
雲や風は、形は一瞬一瞬変えていくけど、
雲はやがて見えなくなっても、どこかで雨の粒となって大地を潤す。
風は見えないけど、とても大きくなって穂をゆらして地球の呼吸を世界へ伝えていく。
7000年生きてる杉も、杉にとっては永遠ではなく、あらゆる条件も、想いも受け入れて
生きてるんだ。
かな。。
今この瞬間瞬間の形・変化ばかりをみて
一喜一憂している私。
知りたがるから、不安ばかり。・・・?
。。
何千年も生きた樹の前で、
涙を流したのは本当。
それが、
ないと言い聞かせていた永遠をみた気がしたから?
自然をなくす力をもってしまったニンゲンなのに、
なんだかやさしく迎えてくれた気がしたから?
。。
わかんないけど、
ココロが大きく揺れたのは本当。。
。。
今一番近くに見える光景を、
なにより大事にしていきたいな。