入り口
近くで、
畦地梅太郎さんの展示会があった。
なんだか、
「行かなきゃ」とゆう気持ちになった。
工事中で、
その入り口がみつかんなくて、
何度も引き返して、
やっとみつけた。
。。
そしたら、
なつかしい感じがして、
今まで、
何かと理由をつけては
「入り口」を探すことをやめていたことに、
気がついた。
。。
そう。
いつもそう。
私は
誰かの心のドアのノブにも
さわることすらできない。
。。
。。
畦地梅太郎さんの版画は、
あったかかった。
あったかくって、
やさしくって、
そしたらなんか、
全身の五感を使って、
その広がる風景の一部を描かれた
絵のその四角の中に、
入り込んで、
こちらを描いている畦地さんを
見ている風な感覚を感じた。
不思議。
。。
ほんとは、
心の中に
入り込みたい。
心の真ん中に
ふれていたい。
。。
見えるやさしさばかりを頼ってしまう。
逃げないで、
信じよう。
山の版画家畦地梅太郎―生あるものすべてに愛の眼差しを注ぎ、詩情ゆたかな「山男」を描く。 (別冊太陽)
- 作者: 畦地梅太郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: ムック
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