こころ

世の中には、
たくさんのたくさんの人がいて、
その一人ひとりのこころの中には、
たくさんのたくさんの感情がある。
だから、何か一つのことをするときに、
こころがひとつになれないのは、
いなめない。
同じ一つのことをするときに、
うれしい
かなしい
たのしい
くるしい
いろんな感情が生まれることは
いなめない。

一つのことに、
いろんなところでいろんな感情がうまれても、
一つのこころには、
たった一つの感情しか宿すことができない。。
感情は、一刻一刻、
めくるめく変わっていくものだけど、
こころは、
一生懸命100%で生きるものだから、
その瞬間は、その一つの感情がそのすべてとなる。
一生懸命であればあるほど、
こころは、
苦しくなることを
どうすることもできない。
楽になる方法なんて、
分からない。
想像できる以上に、
こころは
繊細。
きっと、
こころが肩の力を抜けるのは、
窓のそとで見えた緑色のかぜとか、
知らないだれかの書いた落書きとか、
歩きなれた道で、はじめて気づいたお花とか、
なんか
よくわかんないけど
とてもありふれた
なんでもないものに出会うとき。
すべてのものは
つながっていて、
すべてのものには
あいがある。
想像できる以上に、
こころは
やさしいくて、
つよい。
めくるめく、時の流れ。
めくるめく、人のこころ。
だから、
こころがすれ違うときは、
ただひたすたに、時がすぎていくのを待ってみる。
こころが一つになるときは、
その奇跡の瞬間に、
ただひたすらに感謝する。


ちょっと、
むつかしく考えてみた。